月別アーカイブ: 2013年8月

二次会に強制連行されない方法を伝授された話

私が教えてもらったアルコールハラスメントの防御方法です。
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我が社には年に数回、全社上げての大きな飲み会がありました。その一次会は2時間程度で終わり、その後飲屋の入り口付近で参加者が滞留するよくわからない時間があります。役員クラスはじめ上の人は、そこで帰るのですが我々のような若手は先輩に捕まり二次会に強制連行されておりました。

こう書くと「今の若者は二次会にも行かないのか!」とお叱りを受けるかもしれませんが、二次会といっても軽く飲むだけではなく、二日酔いになる位飲ませたり、終電が間に合わずタクシーで帰るか漫画喫茶に泊まる羽目になるなど、とにかく飲み方が尋常じゃない人がいました。たまたま週末に飲み会があったりすると「明日は休みだから時間を気にせず飲めるな!」などと言われて、こちらの休みの予定などお構いなしに深夜まで付き合わされるのが本当に嫌でした。

そんな状況を見かねたのか、営業の林さんが先輩の心証を悪くせずに二次会から逃れる方法を伝授してくれました。 
一つ目は、一次会に参加するけれども絶対に二次会に参加しない古参従業員の傍をキープする。そして一次会が終わったら、その古参と共にさっと帰宅するというものです。これは何度か使い成功率はかなり高かったです。なるべく帰宅方面が同じ古参従業員を見つけることが成功率を高めます。

二つ目はトイレに篭城し時を稼ぎ二次会のお誘いを逃れる方法です。欠点は個室トイレの少ない宴会場では他の迷惑になるので使えないことです。私はホテルなどで宴会があった場合この方法を多様し後輩達にも伝授しました。ある宴会の後なんか、後輩と15分くらいトイレに籠りメール交換して時間を潰したこともありました。

なおこれら方法を伝授してくださった林さんは、古参とともにいつの間にか姿を消す人でした。さすがです。

結婚して一人前!と豪語していた部長が離婚していた

今回はパワハラ話だと思います。前職には結婚をして一人前!と布教し、独身者に圧をかける困った部長がおりました。
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この部長は漫画のように離婚後、パワハラを盛大に行っていたため我々若手社員からはジェノサイド部長という異名が付けられ恐れられていました。

ジェノサイド部長は結婚して家庭を持って一人前という宗教を社内に布教していました。30歳前後の独身男性従業員を捕まえては「まだ結婚しないのか!!」と聞いてました。さらに既婚者に対してもチェックは厳しく、シャツの袖先が汚れていたというだけで「おまえの妻は洗濯も出来ないのか!」とみんなの前で叱責していたのを覚えています。シャツの袖って気付かないうちに汚れるんですよね。

しかしある時期、ジェノサイド部長はしおらしくなります。離婚していたのです。離婚成立以降、ジェノサイド部長は今まで以上に仕事に精を出すようになり、パワハラ無双を展開していたため他部署から見ても恐怖の対象でした。離婚で溜まったストレスを部下へのパワハラで発散するかのごとく、彼の部署の部下はエースを除き粛清されていました。