月別アーカイブ: 2013年8月

第二新卒の会計士、税理士歓迎!←そんな奴いねーよ

パワハラの話ではありませんが、自分の会社を客観的に見ることのできない総務部の部長が起こした出来事です。
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我が社の若手離職率は半端なかったです。よく新卒は3年で3割などと言いますが、5割は確実にあったと思います。小さい会社ですので同期といっても数人ですが、同期が全員やめてしまった代もあるなど、それはもう酷い離職率でした。

そんな離職した欠員を埋めるべく中途採用を行うのですが、その応募ページの文言が酷かったのです。従業員の年齢構成上、第二新卒をターゲットにして採用をしていましたが、総務部長が「買い手市場なんだから強気の採用戦略をとろう」などと言いだし「応募資格:第二新卒」のあとに「会計士、税理士、社労士歓迎!」などという文言を入れてしまうのです。そんな高スペックな人間が我が社に来るとは思えませんし、社内にもそんな人間はあまりいませんでした(数人はいましたが)。総務部長も難関資格は持っていませんでした。

結局、この中途採用WEBページからの問い合わせはあったものの、実際の応募者は数名であり採用には至らなかったそうです。なお中途採用で来た人間は全て転職エージェントを介した人ばかりで、元銀行員や証券マンが多く、歓迎条件の難関資格を保有している人はいませんでした。何故、難関資格歓迎と書かせたのか今となっては謎のままです。

年度末に社内勉強会が乱発された訳

今回はパワハラではありませんが、この社内勉強は若手強制参加(遠方へ出張していた場合は免除)だったので軽いパワハラ話かもしれません
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我が社は流行りの成果主義を導入していました。営業部のノルマは単純であり、年齢を加味した目標額が各個人に振り分けられ、達成すると賞与up、未達なら賞与が下がり「なぜノルマ未達だったんだ!来季は大丈夫なんだろうな!今、手持ちの案件はどれくらいあるんだ!」と詰められます。ノルマ未達者は、一方的に罵倒されても良い空気がありました。

一方、間接部門にも何故かノルマがありました。数値化できるものが少ないため、社内規定の改定検討や抽象的な業務改善などが主でしたが唯一、社内勉強会の開催数がノルマに盛り込まれていました。私が総務部にいた当時の社内勉強会担当者は、計画的に物事を進めない人であったため、年度末に社内勉強会を集中開催しノルマ達成をするような人でした。

そのため営業部から、かなり不満の声があがっておりました。実際、私も営業部に配属されてから、年度末に毎週勉強会に時間を割かなければならないのは非常に由々しき事態でした。年度末とはノルマとの戦いの最終月であるため少しでも時間がほしいのです・・・。

なお社内勉強会は定時後にスタートしますが、残業代は一切付けられなかった模様。