月別アーカイブ: 2013年7月

残業代 二桁付けると 詰められる

今回は残業に関するパワハラ話です。みなさんの職場にも少なからずある話じゃないでしょうか。なおタイトルの「詰める」という表現は金融業界でよく使用され意味は「とにかく怒られまくる」というサンドバッグ状態を意味します。
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私の入社時、出勤管理は従業員が判子を押すだけというアナログ方式であったため、残業代をgetするためには別途残業申請書を書く必要がありました。しかし我が社での暗黙のローカルルールに「残業時間は10時間を超えてはいけない」という鬼畜ルールがありました。

私の1つ上の先輩の西野は、そのようなルールを知らず終電近くまで仕事をしていた繁忙期に、切れて40時間(実際の労働時間はもっと多かったらしいです)程度を残業申請したことがあったそうです。しかしこの申請をした直後、部長から熱い説法を食らい会心し、9時間の残業代を再申請してしまう貴重な体験をしたのでした。それもあって後輩の私に残業代申請における鬼畜ローカルルールを伝授してくれた訳です。なお漫画では、理解しやすいように西野は部長に叱責されていますが、実際は個室に連行され1時間近くねっとりと説教をされたそうです。

そういえば残業代の話で思い出しましたが退職後、ある管理職と話す機会があったのですが「最近の新入社員はゆとり世代だから、残業した時間全てを申請できると思っている!」と憤慨していました。残業代は払わなくてOKと信じている人って割と多い気がしました。

ご報告
一部ツイッターユーザーの方から、ブログ製作者側が自分のブログをはてなブックマークすることは違法行為であると指摘されました。めんどくせーので今後、自分のブログをブックマークすることは辞めます。

不正調査委員会で犯人とされたのは弱気な社員だけでござった

この話は前回の「不正調査委員会の委員長が犯人だったでござる」の続編ですので、前回を読まないと話が全くわからないです。また当記事はもう少し早くupしようと思ったのですが、私のTwitterのアカウントが何故か凍結され、解除されるもフォローフォロワー0状態となり意気消沈している所にTwitterより「フォローが0です!誰かフォローしてみましょう!」などという、鬼畜メッセージが表示され憤慨していたため記事upが遅れました。すみません。
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一般的にベンチャーキャピタルでは投資を行う際、営業が案件を持ってきて審査部が企業内容を一緒に精査します。今回の事件では、審査部の気弱な佐藤さんが生贄的に訓告処分という微妙な処分を受けます。本件の担当者にされた杉内さんは、事情聴取対象とされた怒りが半端なく証拠書類を揃え、委員会にて反論する用意万端でした。しかし、それを察知したのか不明ですが調査委員会に召集される直前に「不問」とされ無罪放免なります。その結果、杉内さんの証言機会は消失し真実は闇に葬られたのです。

そして上記過程は社長に報告されますが、社長は真犯人が渡辺取締役であることを見抜く力もない暗愚だったので「営業部や審査部がサボっているから、こうなったんだー!」と確信し、不正投資疑惑を再発させないため再発防止委員会を発足させますが、相変わらず委員長には真犯人の渡辺を就任させ従業員のモチベーションを下げるのであります。再発防止委員会の話も、またいつか書きます。

なおこの話に出てくる佐藤さんは、会社に従順な生き物であったため生贄として処分されました。「かわいそう」などと思う方もいるとは思いますが、佐藤さんは上司には異常な程に媚びますが、自分より下の人間、特に若手への対応は横暴であり私も何度か些細なことを鬼の首を取ったかのごとく苛められましたので同情は不要です。

あとコメント欄にて「危険な投資は不正なのか?」というコメントを頂きましたが、その通りでありまして我々の職業柄、投資先が倒産することは日常茶飯事です。しかし投資先を選定する時に「利害関係者が投資の意思決定に関わること」は規定上禁止されていますし、明らかに駄目な会社には投資をしちゃいけません。そして実はこの倒産した会社、渡辺からのゴリ押しに加えて、粉飾決算、社長が横暴で投資不適格、主力サービスが終わってる、というような役満的駄目企業だったため社内で問題となりました。そのあたり漫画で表現できませんでした。すみません。