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不正調査委員会で犯人とされたのは弱気な社員だけでござった

この話は前回の「不正調査委員会の委員長が犯人だったでござる」の続編ですので、前回を読まないと話が全くわからないです。また当記事はもう少し早くupしようと思ったのですが、私のTwitterのアカウントが何故か凍結され、解除されるもフォローフォロワー0状態となり意気消沈している所にTwitterより「フォローが0です!誰かフォローしてみましょう!」などという、鬼畜メッセージが表示され憤慨していたため記事upが遅れました。すみません。
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一般的にベンチャーキャピタルでは投資を行う際、営業が案件を持ってきて審査部が企業内容を一緒に精査します。今回の事件では、審査部の気弱な佐藤さんが生贄的に訓告処分という微妙な処分を受けます。本件の担当者にされた杉内さんは、事情聴取対象とされた怒りが半端なく証拠書類を揃え、委員会にて反論する用意万端でした。しかし、それを察知したのか不明ですが調査委員会に召集される直前に「不問」とされ無罪放免なります。その結果、杉内さんの証言機会は消失し真実は闇に葬られたのです。

そして上記過程は社長に報告されますが、社長は真犯人が渡辺取締役であることを見抜く力もない暗愚だったので「営業部や審査部がサボっているから、こうなったんだー!」と確信し、不正投資疑惑を再発させないため再発防止委員会を発足させますが、相変わらず委員長には真犯人の渡辺を就任させ従業員のモチベーションを下げるのであります。再発防止委員会の話も、またいつか書きます。

なおこの話に出てくる佐藤さんは、会社に従順な生き物であったため生贄として処分されました。「かわいそう」などと思う方もいるとは思いますが、佐藤さんは上司には異常な程に媚びますが、自分より下の人間、特に若手への対応は横暴であり私も何度か些細なことを鬼の首を取ったかのごとく苛められましたので同情は不要です。

あとコメント欄にて「危険な投資は不正なのか?」というコメントを頂きましたが、その通りでありまして我々の職業柄、投資先が倒産することは日常茶飯事です。しかし投資先を選定する時に「利害関係者が投資の意思決定に関わること」は規定上禁止されていますし、明らかに駄目な会社には投資をしちゃいけません。そして実はこの倒産した会社、渡辺からのゴリ押しに加えて、粉飾決算、社長が横暴で投資不適格、主力サービスが終わってる、というような役満的駄目企業だったため社内で問題となりました。そのあたり漫画で表現できませんでした。すみません。

殴られて感動する奴を会社で初めて見た話

この漫画に出てくる寺原はマイホーム購入直後の転勤はもはや様式美だよねの話で福岡に転勤した多村さんと入れ替わりで本社へ帰還した人物であり、かなりのパワハラ男子でした。
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この話は、ほぼ実話でお送りしております。この暴力事件は西野の家での二次会開始直後に起こったため、その当時コンビニに買い出しに行っていたパシリの私には何が原因か全くわかりませんでした。後日漏れ聞いた所によると西野のナヨナヨした態度が、寺原には上司を舐めている!と映ったらしく激怒したとのことでした。なお寺原自身は殴った事実は覚えていないそうです。人間の記憶って都合良く作られてるね(ニッコリ

そして殴られた西野はと言うと、上記のとおり「寺原さんは私のためを思って殴ってくれた!」と、スポ根漫画でもそんな臭い展開ないだろ!という超絶解釈を行い、心配する私どもを一蹴するというホームラン級の馬鹿っぷりを発揮しておられました。

今週は多忙により更新が遅れましてスイマセン。来週こそ頑張ります。皆様良いハナ金を!