作成者別アーカイブ: nikkeiph

前任者の責任を被せられる会社って普通?

我が社では前任者の地雷が爆発した時、責めを受けるのは現担当者でした。これが普通だと思っていましたが、一般の会社ではそうではないみたいですね。最近発見して驚きました。
73


私の前任者は文章に癖のある人でした。そのため前任者作成の書類を上司に提出すると「意味がわからない!」と怒鳴られるのです。「前任者の公式書類ですし…」と反論するも効果はなく、前任者の書類を私が修正する必要がありました。ただ数年前の書類を書き直すのってかなり大変で、事実関係も誰も覚えてないし記録も残ってないし、とにかく部長が気に入るであろう無難な文章を書くのに苦心しました。

この悪しき文化は営業部で更に酷くなります。「これ良い会社だから!」という甘いセリフでお荷物の担当先を他人に譲る人がいます。しかしその会社の中身はボロボロで、遠くない将来に倒産するであろう会社だったのです!担当にさせられた立場の弱い人は上司に現状を報告するのですが、上司は取り合うどころか現担当者に対し「なんとかしろよ!」と脅すだけなのです。

漫画では中堅従業員同士のやりとりを描きましたが、実際には営業部に配属された新人に潰れかけの会社を担当させたあげく、一切助けず倒産させた悪い上司もおりました。倒産の罪を擦り付けられた新人は上司からマイナス評価を受け、社内では「あいつは仕事できない」と陰口を叩かれていました。なお私も営業部へ異動直後、難解なM&A案件を「新人にまかせてもよい会社だよ(ニッコリ」という甘いセリフとともにぶん投げられ、処理に手間取り部内で血祭にあげられます。

指揮系統の無視は上司の責任逃れを加速させる?

我が社では上司の指示通り仕事したにも関わらず説教されることは多かったです。そんな姿を描いてみました。ほんと懐かしい光景です。
72


宇野さんと私は総務部長から「取締役の講演原稿を作ってね♪内容は素人向けで、景気動向なんかのテーマでOK♪」と指示を受け原稿を作成します。しかしこの講演会は金融関係者が集まるものであり、より専門的な原稿を欲していた取締役から景気動向の講演原稿にNGを出されます。こういう場合、指揮系統から言うと取締役は総務部長に「この原稿、求めている内容と違うから書き直して」と叱るのが通常です。

我が社では違いました。取締役は部長をスルーし、原稿を作成した下っ端に「勝手な内容を書くんじゃない!」と直々に有難い説教をしてくるのです。下っ端に指示をした張本人の総務部長はと言うと見て見ぬ振りをする所か、取締役と同じように我々を説教しだすのです。こういった茶番劇はかなり見慣れた光景であり、最初は驚いたものの慣れていきました。

このように本来の指揮系統無視の説教をした場合、直接指示を出した上司はなんとなく責任を逃れ、責任は下っ端に向いてしまいます。そして直接指示を出した上司は自分の過失を隠すべく、自分を棚にあげて下っ端へ説教をすることで「自分は悪くないですよ!下っ端が全部悪いんですよ!」というアピールを行うため、余計に公開叱責という名のパワハラが増加し職場の雰囲気を悪くしていると思うのです。

なお、この取締役は指示がコロコロ変わる変人だったので、総務部長が完全に悪いとも言い切れないのが悲しいです。