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不正調査委員会の委員長が犯人だったでござる

今回は多分パワハラ話です。我が社はベンチャーキャピタルでして、仕事のメインはベンチャー企業にお金を投資することです。しかしベンチャー企業といっても玉石混合であり、「どう見ても成長しないだろ」という会社もあります。そういった非成長型ベンチャー企業への投資を上司が無慈悲に押し付けてきたことによる悲劇を描いております。
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杉内さんは、この会社担当にされる訳ですが、あまりの非成長型ベンチャー企業であったため、役員会議のプレゼンでは散々ネガティブな発言をすることにより投資を断念させるよう仕向けたそうです。しかし渡辺の知り合いであるため、役員会議では承認され投資に至ります。

その会社は数年後、予想通り資金ショートを起こし倒産しますが「危険な会社と知っていて投資したんだろ!」という結果論的な不正疑惑が持ち上がります。この案件を持ち込み、投資まで押し込んだ主犯は渡辺です。しかし彼はこの不正疑惑の調査委員長となり不正をジャッジする立場となるのです…。

私は数年後にこの事件を知り、調査委員会の発足に係る規定等を見たのですが、調査委員会の委員長には管理系の役員が就任すると規定しており、よもやその役員が最大の下手人であるとは想定されていませんでした。なおこの話の続きは後日upします。人気がなければお蔵入りさせます。

社内野球部なんか入りたくないんだ!休日は寝たいんだ!

今回の話もパワハラではありません。社内で野球部が発足するという話なのですが、今後この野球部内において若手はパワハラを受けまくります。
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我が社では以前、野球等のクラブ活動が行われていたようですが、バブル崩壊後は活動休止に追い込まれていました。そんな中、何を思ったのか社長が「社内運動部を作り若手社員も参加し楽しめば、若手社員の愛社精神も向上するぞ!」と訳のわからない提案をし、運動部が発足してしまうのであります。そして運動部の種目を決める会議では、若手からは気軽に楽しめ、会社帰りに出来そうなスポーツを提案されるのですが却下され、最終的に種目は野球となります。

野球を行うには道具を揃え、メンバーも9人以上揃え、相手チームを見つけ、球場も抑える必要があるなど結構手間がかかります。しかも貴重な休日を潰して上司に気を遣いながらプレイするという罰ゲームでもあります。就職氷河期世代の私にとって、休日はプライベートな日と認識していたため、強制的に休日が野球で潰されるのは非常に不快でした。野球は大好きなのですが、休日まで学校の野球部のように上下関係を求めてくる上司にウンザリでした。なお若手は野球部に強制入部させられましたので、退職するまで私は野球部員でした。