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まともな上司は組織に疲れて退職する

我が社の営業部エースであり、従業員からの信頼も厚かった杉内さんは私の入社後2年ほどで退職されます。その過程を描いてみました。
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我が社の管理職会議は社長の茶坊主と化した総務部長らの独演会でした。社長のお墨付きを得た提案に反対できる空気は無く意見があまり出ない会議でした。そんななか唯一現場の意見を吸い上げ、積極的に発言していたのが杉内さんでした。しかし杉内さんは、ある時期から会議でもほとんど意見を言わなくなり、他の管理職と同様に座っているだけになっていくのです。

その訳は社長派の提案に修正案を出したり議論を重ねても茶坊主達に却下され「何をやっても無駄」という境地に達したからと杉内さんは打ち明けてくださいました。そして「意見を出すことに疲れたんだ」と仰ったのが印象的でした。こんなこともあってか杉内さんは転職してしまいます。

なお杉内さんは、社長派が導入を推進していた「営業ノルマを上げると従業員のモチベーションも向上し業績も上向くというトンデモ成果主義」に真っ向から強力に反対されていましたが、無念にも導入されてしまい我が社を混乱と人間不信の渦に巻き込み、多数の離職者と大赤字を出すことになります。

上司によって出社時間が異なる理不尽

我が社の始業時間は規定上9時でしたが、上司の性格によってその規定は無視されていました。
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総務のボスは8時半頃に出社するため、新人だった私もそれ以前に出社しないと減点されるという空気に流され8時頃に出社していました。但したまに遅刻しそうになっても、総務部長は「ははは、こやつめ、ギリギリだね」と許容してくれたので、腹痛のため通勤途中に便所に駆け込み出社時間が遅くなることが多かった私は助かっていました。

しかし元証券マンがボスの営業部では7時台の出社は当たり前であり、部下も7時頃の出社を強要され、8時台に出社しようもんなら始業時間に遅れてもいないのに「たるんどる!」などと叱責を受けるのです。元証券会社の人がボスになると、出社時間が早まる場合があるので注意です。

私もこの営業部に行く羽目になるのですが、特に冬季の7時台出社は辛かったです。オフィスの暖房が8時頃からしか入らないため、自分の席で寒さに凍え一人震えていたのを覚えています。勿論、早く来ても賃金なんて発生しません!サービス労働です!

よくブラック企業では終業時間が守られずサービス残業に繋がることが問題となっていますが、始業時間も守られていない企業も多いんじゃないかと思います。朝はゆっくりしたいです。