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その他はその他だよ

上司「転職してもお前なんか通用する訳ない」←これ嘘だから

退職する際まで小言を言われた話を書いてみました。
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退職届を出してから退職するまでの期間、色々言われる訳ですが通常は「新天地でも頑張れよ!」という励ましだと思うのです。しかしパワハラ属性をお持ちの上司達は「この会社より良い会社はない」だとか「この会社で10年持たなかった奴が他の会社で通用できる訳ない!」と脅しをかけてくるのです。後に転職した後輩も私と同様に、別室に呼ばれて「お前みたいな甘い人間が他の厳しい業界で通用すると思ってるのか」と延々と説教を食らったと言っていました。転職する人間は退職まで波風立てずに過ごしたい一心なので、こういった小言を言われても反論しないと踏んでいるのかもしれませんし、「社会人経験の長い俺様が社会の厳しさを教えてやる!」という糞親心かもしれません。

ただ、よくよく考えてみると退職間際に小言を言ってきた人達は、他の会社や業界での勤務経験が無い人ばかりであり、妄想で転職先を否定していたのです。酷い職場にお勤めの方は私と似たような経験をされるかもしれませんが、転職先が良い待遇かどうか、フィットするかどうかなんて本人しかわからない問題なので、小言を言われてもクヨクヨしないでください。私は若干気にしていて転職後、ビクビクしながら働いていました。

ノルマ達成しても未達でも怒られるのって普通の会社?

私のいた会社では「ノルマ未達者は人でない」という風潮がありました。
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営業部に配属されて2年程の間、私は鬼畜部長の策略により新人なのに中堅社員レベルのノルマを押し付けられていました(詳しくは拙著をご覧ください!)。他部署の新人の2倍近くのノルマを課されていたためノルマ未達状態が続き、そのことで年度末は役員に絞られ、説教好きの従業員には「仕事を舐めている」と説教され、胃痛を発症するなど辛い日々だったのを記憶しています。

これが3年目以降、部長が変わりノルマが適正数値に戻ったことや仕事に慣れてきたことで、ほぼノルマを達成できるようになりました。若かった私はノルマ達成という実績によって自信がつきましたし、さすがに一人前として認めて貰えるだろうと思っていましたが現実はそうではありませんでした。最も衝撃的だったのは、その年、ノルマ未達だった先輩から「俺はノルマ達成していないから偉そうなことは言えないけれど」という糞みたいな前置きから、仕事に対する精神論的説教を食らったことです。

結局、成果主義、実力主義と言いながら年功序列の風潮も色濃く残っているため、若手は成績をあげたとしても賞与面で若干評価はされますが、社内的には弾圧される傾向にあったのです。漫画には描きませんでしたが、トップクラスの成績を出した時もある先輩から「調子にのるな。おまえの成績は偶然だ。」などと真顔で言われたこともありました。これも転職を決意したおおきな動機です。