月別アーカイブ: 2013年6月

上司が「カラスは白い」と言えば賛同しなければならない風潮

入社1年目、社内での人間関係について戸惑っていた時期に、教育係の宇野さんから
教えてもらった社内での正しい立ち回り方を漫画にしてみました。
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組織としてボスの言うことは絶対ですが、明らかに事実と異なる認識について
部下が異を唱えることは正しい行為と考えています。
これを私のいた会社では「上司に逆らうのか!」と恫喝していたため
本当に正しい情報が役員に届かなくなっていました。

その結果、イエスマンである茶坊主が出世し、濃厚な茶坊主ネットワークを形成し
客観的な意見を言う人を潰していくという政治ゲームに明け暮れていくのです。

なお漫画中の宇野さんは、一見茶坊主のフリをしていましたが
会社を良くしようと立ち回っている、カッコイイ人でした。

早く帰ったら怒られるのは日系企業の日常

我が社では入社3か月目くらいまでは暗黙の了解で早く帰宅できました。
早くと言っても定時ではなく、定時+1時間後くらいですね。
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我が社の役員の渡辺さんはいつも16時頃からソワソワし始め
定時の17時になると「電車が混雑するから」という理由で帰宅していました。

たまたま渡辺さんが会議で遅くなり、私の帰宅時間のほうが早かった日がありました
それを知った渡辺さんは何故か、「新人の山下の帰宅時間が早いのでは?」などと
小言を言うのです。日系企業では、長時間労働することが美徳ですからしょうがないね。

で、渡辺さんは新人を預かる身の総務部長を問い正すのですが、
帰宅時には必ず総務部長へ挨拶するにも関わらず、総務部長は
我が社でよくある光景の手のひら返しを新人に見舞う訳です。
これ以降、仕事が無くても早く帰りずらくなりました。
そんじゃーね!